【他装スタート!】いち瑠 師範科
公開日2022年8月5日最終更新日 2023年3月26日
着物を自分で着られるようになったら、次は着せられるようになりたい!とと思う方がいらっしゃるはず。
お教室発信のブログや初級クラスの体験談はありますが、上級クラスに進むとどうなるのか、徹底解説します!
今回はいち瑠師範科、基礎科初級から数えると6番目、7番目のクラスです。初めて他装するので緊張の連続ですが、人に着せるようになると、自分の着姿もさらに良くなる!?
あわせて、和装師範の受験記録です。
それではどうぞ!
受講料
・他装学びBook 550円(基礎科では無料でいただけましたが、師範科では有料でした…)
・受講料 33000円/15回(前期後期に分かれています)
・試験料 11000円
・認定料 110000円 →木の看板をもらいました。
・受講料 7700円/7回(師範科師範)
※交通費は面倒なので算出していません。おでかけ、1day講座、修了式等は参加していないため含まれていません。
※トルソーは継続的に使用するため費用に含めていません。
合計 162250円
カリキュラム
①他装:浴衣+半幅帯(文庫)
②他装:浴衣+半幅帯(風船太鼓)
③他装:補正・下着・長襦袢・きもの
④他装:カジュアル着物+名古屋帯(一重太鼓)基本
⑤他装:カジュアル着物+名古屋帯(一重太鼓)復習
⑥他装:フォーマル着物+重ね襟+袋帯(二重太鼓)基本
⑦他装:フォーマル着物+重ね襟+袋帯(二重太鼓)復習
⑧中間試験(自装&他装フォーマルの着物)
⑨他装:フォーマル着物+重ね襟+袋帯(二重太鼓)Timeup(13分)
⑩他装:フォーマル着物+重ね襟+袋帯(二重太鼓)Timeup(13分)
⑪他装:フォーマル着物+重ね襟+袋帯(二重太鼓)ブラッシュup(仕上がり意識)
⑫他装:試験対策講座(挨拶・礼儀)苦手克服
⑬認定試験
⑭他装:フォーマル着物+重ね襟+袋帯(二重太鼓)総仕上げ
⑮ステップアップ講座(自装:留袖)
メリット・デメリット
メリット①小紋、訪問着の他装を一通り学ぶことができます
メリット②さらにクラスの人数が減り、先生の目が行き届く
メリット③楽しいだけではなく、緊張感をもった授業を受けることができる
デメリット①受講料のほかに、考査料や認定料がかかる
デメリット②トルソーを購入して自主練しないと、なかなか難しいかも
デメリット③他人が自分のきものに触れるので、気になる人は気になるかも・・・マイサイズの着物だと着付けしやすいと思いますが、私はペタペタ触られてもよい着物一式(中古)を使用していました。
どんな人におすすめ?
多装の基礎を学びたい人におススメです。訪問着までで十分、という方はここまででOK(その上の上級師範は留袖ですが、着付けや二重太鼓は同じ要素です)
試験について
いつも通っている校舎で受験しました。試験はいつもの教室で、同じ教室の人とペアで試験でした。顔見知りですし、着物や帯の特性(ちょっと短いとか、やわらかいとか)もだいたい把握した状態で試験に臨めます。緊張感はありますが、リラックスして受験できました。
結果
合格
和装師範という名称で合格しました。師範って7段とか、すごーい技術の人のイメージですが、それとおなじくらい、すごーくお金を積んだのでまあよいでしょう(笑)
満足度
★★★★☆
他装は自分の目でみることができる分、自装では気づかなかった(または見て見ぬふりをしていた)アラが目につき、「ここをもっときれいにしたい」とか「バランスよく似合うようにしたい」といった欲が出てきました。
相手が苦しくないかどうかなどの気遣いや声掛けなど、限られた時間の中で着付けをこなすには授業だけでは全然時間が足りないと感じ、3回くらい受講したところで、トルソーを購入しました。ヒトと同じ大きさなので、部屋のスペースをとることは間違いなし(笑)
他装を学んだことで、自装の時の手の使い方や力加減もよくなりました。他装を始めてから、自装姿に自信が付き始め、積極的に外出時にきものを着るようになったのは思わぬ相乗効果だったと思います。
が、認定料が高すぎる!級が上がるにつれ、徐々に搾取額認定料が上がります。また、時期合わせなのか「師範科師範」という謎の回を挟みました。全体的な復習にはなったけど、新たな学びはなかったので★マイナス1。