資格取得

きもの文化検定2級ー後編

3級受験からブランク1年半!

昨年は別の試験と重なって受けられなかったので、今年こそ受験したい!

なんなら高得点合格したい!という野望が抱きながら勉強しました。

自発的にコツコツ勉強できるものは滅多にないので、2回に分けて記事にします。

勉強期間②

2023年9月1日~10月28日

試験日

2023年10月29日

かかった費用

受験料 9,000円

交通費 1,000円

対策勉強

8月は過去問を解くことをやめ、ノート作りに専念していました。

まとめきれていない項目はいくつかありましたが、ノート作成の効果を確認したかったので

問題集2周目へ!

2周目は全体的に7~8割の正答率になり、「苦手分野」「ノートを作っていない分野」で

点を落としていることが明確になりました。

特に苦手だったのは「正倉院文様、有職文様、名物裂文様の見分け」「ふくよかな人の仕立て」の2項目。

よく考えれば、今の着物生活のなかで馴染みのないジャンルです。(格調高い模様の訪問着より、大島紬や黄八丈が好きだし、標準体型なのでプレタでOK)

とはいえ、高得点狙いなら苦手はなるべく少なく、点を落とすリスクは減らしたいと考えます。

⚫︎まとめノート再び

苦手分野を認識していながらも放置、というのは好ましくないと考え、9月末~10月で再度ノート作りをしました。

結果として、予定していたスケジュールではありませんでしたが、貴重な3点に繋がったので良かったです。

(予定では、2周目で得点率の悪い過去問や練習問題をおさらいするつもりだった)

試験日

これまでCBT受験だった為、初めての会場受験です。あろうことか、集合時間に遅刻しました…

東京会場は三軒茶屋の昭和女子大学。ハロウィン直前の渋谷で乗り換えに時間を要しました。

マークシートの説明を聞き損ねただけで、試験時間に影響はありませんでしたが、お茶を飲んだり最後にノートを見直したり一息ついたり、というタイミングはありませんでした。

試験そのものは20分ほどで解き終わり、マークシートを丁寧に塗りつぶし、記述は楷書で丁寧に書いてもなお、時間に余裕がありました。

試験終了時間まで席についていても、わからないものはわからないので、退出可能時間に退出しました。

説明時間に遅れてきて、退出可能時間にサッサと帰るなんて、やる気のない人に思われてそう。笑

自己採点

翌日の解答速報をもとに自己採点しました。今のところ83点、採点次第で前後するかもしれませんが、合格圏内と思われます。

「よくふかな人の仕立て」は2点取れた(1点は落とした)し、正倉院文様もバッチリ回答できました◎

凡ミスとして、絹練糸を精錬糸、色挿しを彩色入れと書いてしまいました。

今年は人間国宝の認定がお二方いらしたので、公式教本外として出題されることを想定していたのですが、時事問題として出題されたのは「文化庁の移転先」でした。

きもの「文化」検定という名前だからなのか!?と疑問に思いつつ、「京都府京都市、京都市だよね…」と恐る恐る解答したのはきっと今後も忘れないでしょう。

試験問題に「公式教本外」「公式教本p⚫︎~⚫︎」と記載があったのは驚きました。なんと親切な!

満足度

★★★★★

高得点(90点以上)を目指していた身としては、80点台前半にとどまってしまい悔しい結果となりましたが、合格に変わりない(見込み)ので、機会があれば誰かに自慢したいと思います。

また、結果以外に評価できる点があるとすれば、約5ヶ月間、問題集を解いたりノートを作ったりと形を変えながらも「勉強する」ことを意識し継続できたことです。

好きな分野であれば、5ヶ月間頑張れる、ということが実証できましたし、試験が終わり、机に向かわないことにソワソワしている自分もいます。

来年は1級を目指して勉強します。

その前に、また資格検定熱が再燃しそうです。笑

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「誰でもできる仕事であっても、誰にもできない域に到達すればいい」「資格を取っても意味がないなんて、言わせておけばいい」ことに気づいた事務職OLです。学びは無駄にならない。発展途上のブログですが、役に立つ情報をコツコツ積み上げて参ります。