着物を着よう!

【マイ着物必須!】いち瑠 極み科

公開日2022年8月4日最終更新日 2023年3月26日

着物を自分で着られるようになりたい、習ってみたいけれど、着付教室の実態ってよくわからない、押し売りされそうで怖いと思う方もいらっしゃるかもしれません。

お教室発信のブログや初級クラスの体験談はありますが、上級クラスに進むとどうなるのか、徹底解説します!

今回はいち瑠極み科初級および中級、基礎科初級から数えると4番目と5番目のクラスです。基礎化で習ったことをブラッシュアップ、習うより慣れろのステップです。

あわせて、和装準1級および和装1級の受験記録です。

それではどうぞ!

受講料

<初級>

・受講料 7700円/7回

・考査料 5500円

・認定料 44000円 →賞状をもらいました。

<中級>

・受講料 7700円/7回

・試験料 11000円

・認定料 55000円 →賞状をもらいました。

※交通費は面倒なので算出していません。おでかけ、1day講座、修了式等は参加していないため含まれていません。

合計 130900円

カリキュラム(初級)

①~③一重太鼓スピードアップ・・・小紋または紬、名古屋帯で一重太鼓

④試験対策講座

⑤認定試験・・・長襦袢着用後、鏡を見ずに、着物・一重太鼓を20分で仕上げる

⑥一重太鼓総仕上げ

⑦中級プレ講座・・・訪問着、袋帯で二重太鼓

カリキュラム(中級)

①~③二重太鼓スピードアップ・・・訪問着、二重太鼓

④試験対策講座

⑤認定試験・・・長襦袢着用後、鏡を見ずに、着物・二重太鼓を20分で仕上げる

⑥二重太鼓総仕上げ

⑦師範プレ講座



メリット・デメリット

メリット①きものをきれいに手早く着るコツがつかめる

メリット②クラスの人数が減り、先生の目が行き届く

メリット③楽しいだけではなく、緊張感をもった授業を受けることができる

デメリット①レンタル制度がなくなるため、自分ですべて用意しなければならない

デメリット②受講料のほかに、考査料や認定料がかかる

デメリット③試験に落ちた場合、補講等(別料金)が更にかかる

どんな人におすすめ?

着物を着る手順を定着させたい人、手早く着られるようになりたい人におすすめです。

マイ着物が必須(極みに進むとレンタルできません)なので、着物をお持ちであることが条件になりそうです。マイ着物と言っても、多少裄や身丈が短くても大丈夫です。

試験について

極み初級受講に含まれる「和装準1級」は普段着(小紋)の自装、極み中級受講に含まれる「和装1級」は訪問着の自装です。試験はいつも通っている教室で受けることができました。試験独特の緊張感はあるもの、皆ほぼ顔見知りなので不安は特にありませんでした。

他校の生徒さんが1名いらしたような気もしますが、あまり覚えていません・・・(汗

この頃は「裾短い!」と毎回のように指摘を受け、試験では裾ばかりに意識が向いていました。そのため襟合わせにめずらしく失敗。お太鼓の顕著な歪みは、けっこう長く続きました。

結果

合格

初級では和装準1級、中級では和装1級に合格しました。

はがきの宛名は試験終了後に自分で書きます。日曜日に受験したら、水曜日か木曜日には届きます。

満足度

★★★★☆

基礎科の9か月で手順は覚えているので、新しく覚えるべき内容や技術はありませんでした。ただひたすらに「時間内に着る」ことが求められます。受講当初は制限時間があるなんて・・・とマイナスなイメージを持っていましたが、今では理にかなった試験だと思っています。

極み科まで進み、「ただ着る」ことから、「きれいに着る」「着崩れしないように着る」「お出かけ前にササッと着る」といったことができるようになり、「きものでお出かけしてみようかな」と思う機会も増えてきました。教室に通うのも着物で「行って帰ってくる」くらいは可能になりました。

しかし、「自分らしく着る」については、もう少し訓練が必要で、衣紋の抜き方や襟の角度、帯の高さなど、どうやったら自分らしくなるのかの疑問はまだ解消できるレベルには達していませんでした。加えて、「長時間過ごしやすく着たい」「人に着せられるようになりたい」といった欲が出てきたのも事実で、師範科に進めば何か変わるかもしれないと期待を込めて、師範科に進むことにしました。

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「誰でもできる仕事であっても、誰にもできない域に到達すればいい」「資格を取っても意味がないなんて、言わせておけばいい」ことに気づいた事務職OLです。学びは無駄にならない。発展途上のブログですが、役に立つ情報をコツコツ積み上げて参ります。